~ リストラ対策 ~ ハローワーク
リストラ後に再就職先を探しているなら、まず足を運ぶのはハローワークでしょう。
求人情報を公開するだけでなく、雇用保険の給付手続きなども受け付けてくれるありがたいところです。
お世話になったことのある人も意外と多いのではないでしょうか。
ハローワーク=公共職業安定所は公的な機関で、信頼性も高く全国的に広がる施設のネットワークも魅力のひとつです。
求人情報の提供、職業相談のほかにも各業界についての平均賃金などの情報提供、失業保険の申し込みや認定手続きも行なっています。
また、必要な資格や能力を身につけるための教育訓練の紹介も行なっているので、就職対策としても活用できる施設です。
ハローワークはリストラや自己都合などで失業した人が行く場所、というイメージが強いようですが、もちろん現在仕事に就いている人でも利用できます。
将来転職しようと考えている人も情報収集や相談に訪れています。
再就職の対策としてハローワークを上手く活用するには、こまめに足を運ぶことが大切です。
失業保険給付の認定日にだけ訪れるより、数多く顔を出す人の方が断然有利です。
と言うのも、新着の求人情報へのアプローチは原則として早い者勝ちだからです。
またハローワークは仕事に関する全般的な情報の拠点になっているため、求人情報に限らず制度の改正やセミナーの案内なども知ることができます。
地域の雇用に関する情報を広く得るためにも、ぜひハローワークをフル活用してください。
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普通なら円満なリストラなどあり得ないと思うのが一般的でしょう。
強靭な精神力を持ち、なおかつ経済的にも余裕がある人ならリストラの屈辱を原動力にしてよりステップアップした人生を送れることも不可能ではないかもしれません。
しかし現実には多くの場合、リストラということになればまるで従業員と会社の泥試合のようになってしまいます。
しかも相手は会社という百戦錬磨のプロで手ごわい存在・・・。
リストラという不運に見舞われた際の対策を考えてみましょう。
相談する機関や、労働組合などのよき参謀を持つことは不可欠ですが、第三者機関に相談する前に、まずは会社の就業規則に目を通しておきましょう。
また労働基準法の基礎的な知識だけでも頭に入れておけば、会社から仕掛けられるあの手この手の退職を促す攻撃に対しても役立ちます。
ことを荒立てたくないと思いつつも話し合いが決裂してしまうと、最悪、裁判で決着をつけなければいけないケースも出てきますが、そんな場合に重要なのは形のある「証拠」です。
普段から気付いたこと、気になることはメモする習慣をつけておきましょう。
関連会社への出向・部署の配置転換などを命じられたら、理由を書面で表してもらいます。
タイムカードや日報はコピーをとり保管しておきます。
会社とのやり取りは、携帯用テープレコーダーで録音しておきましょう。
隠し撮りに向いたタイプのレコーダーがお勧めです。
会社に紳士的な対応を期待してはいけません。
人生をかけて会社に尽くしてきた従業員に対し、ひどい仕打ちをしたという話はたくさんあります。
まさか自分が・・・と思わずに、いざというときに備えておけば後悔せずに済みますよ。
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