~ 沖縄料理 レシピ ~ 「青パパイヤ」を使った料理
沖縄では実が熟す前の青いパパイヤを、野菜として食べる習慣があります。
パパイヤには、ビタミンA・Cやカロチン、鉄分が豊富に含まれていて、風邪や便秘、貧血の予防に効果的です。
また、「パパイン」というたんぱく質分解酵素は、脂肪分解作用があるので、ダイエット効果も期待できます。
それでは、沖縄料理「青パパイヤチャンプルー」(4人分)のレシピを紹介します。
1、青パパイヤ中1個は、縦2つに割って、種を取り除き、皮をむいたら、千切りにします。
2、にら1/2束は、水で洗って、3、4cmの長さに切ります。
3、フライパンを熱してサラダ油適量を敷き、パパイヤを入れて、塩少々で味付けをし、かつおだし少々を加えて炒めます。途中でふたをして、蒸し焼きにしても良いです。
4、最後にかつおぶし適量を加えて、鍋肌からしょうゆを垂らしたら、よく混合わせます。火を止める直前に、にらを加えて混ぜたらできあがりです。
次は、「青パパイヤのサラダ」(4人分)です。
1、青パパイヤ1個は、縦2つに割って種を出し、皮をむいて千切りにし、茹でてざるに上げて水気を切ります。ゴーヤーは輪切りにして種を取り、サッと茹でてざるに上げておきます。ミニトマトはくし切りにします。
2、ベーコン3枚は、細かくみじん切りにして、フライパンでカリカリになるように炒めて、油を切っておきます。
3、サラダ菜は水洗いしたら水気を切り、器に敷きます。そこへ、パパイヤ、ゴーヤー、ミニトマトを盛り付け、ベーコンを散らします。お好みのドレッシングをかけたら完成です。
パパイヤを選ぶときは、ツヤが表皮にあるものよりも、ツヤがないものの方が新鮮です。また、表面を触ってみて、ツルツルとしたものよりも、シワのあるものを選びましょう。
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沖縄は日本一の長寿県です。
長寿の秘訣は、沖縄料理のバランスの良さでしょう。
それ以外にも、沖縄料理は美容面でも効果的です。
沖縄料理を取り入れて、健康と美しさを手に入れたいですね。
沖縄の住民が肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gです。
これは、全国平均のおよそ1.3倍です。
中でも「豚肉」が多く食べられています。
沖縄の豚肉料理では、豚の全ての部位を使用します。
肉は、骨付きで使い、耳、しっぽ、足、血、内臓も料理に使います。
調理方にも特徴があります。
肉は、皮・骨付きでじっくり茹でます。
箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮・骨に含まれるコラーゲンは、ゼラチンに変わり体内に吸収しやすくなります。
コラーゲンは、皮膚・血管・骨を強化します。
豆腐も大切なたんぱく源です。
沖縄県の豆腐は水分が少なく硬めで、普通の豆腐より多い栄養素が含まれています。
沖縄住民の1人当たりの豆腐摂取量は1日約90g、こちらも全国平均のおよそ1.3倍です。
緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しています。
中でも「にんじん」が一番多いです。
また、沖縄は温暖気候なので、1年中薬草・野草を利用できます。
昆布の購入量は、全国平均のおよそ1.5倍です。
通常、昆布はだしの材料として使いますが、沖縄では昆布を煮物などに使用し、そして捨てずに食べます。
昆布と豚肉を組み合わせると、昆布から出たダシで豚肉がさらにおいしくなります。
しかも豚肉の脂で昆布が柔らかくなり、旨みが増すので一石二鳥ですね。
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