~ 沖縄料理 レシピ ~ 沖縄のおやつ「ポーポー」と「チンビン」
「ポーポー」は、中国から伝わった沖縄の伝統的なお菓子のことです。
クレープ状の薄く焼いた皮の中に、アンダンスー(油味噌)を入れて、巻いた料理です。
一方、「チンビン」は、溶かした黒糖を小麦粉に加えて、薄く焼いた皮を巻いただけのもので、中には何も入れません。
それでは、「ポーポー」(12枚分)のレシピを紹介します。
1、豚肉100gは、かたまりごと茹でて、みじん切りにします。
2、油みそを作ります。サラダ油をフライパンに熱して、豚肉を炒めます。肉に火が通ったら、甘味噌200gと砂糖大さじ3を加えて炒め、しょうがのみじん切り小さじ1を混ぜ合わせます。
3、皮を作ります。小麦粉2カップとベーキングパウダー小さじ1を振るってボウルに入れ、水1と3/4カップを加えて、泡立器で混ぜ合わせます。ダマにならないように、こし網に通します。
4、フライパンを熱して油を薄く敷き、たねを流して、薄く丸くのばして焼きます。表面が乾いてきたら、裏返して軽く焼きます。
5、焼けた生地をまな板の上に広げて、油みそをのせたら、手前からゆっくりとクルクルと巻いていきます。
次は、「チンビン」(12枚分)のレシピです。
1、小麦粉3カップとベーキングパウダー小さじ1を振るっておきます。
2、黒砂糖2カップと水3カップを火にかけて溶かし、布巾で汁をこします。
3、小麦粉に2の黒蜜3カップを加えて混ぜ、こし網に通します。
4、熱したフライパンに薄くサラダ油を敷き、たねを流し入れたら、薄くのばして焼きます。穴がプツプツと出てきたら、裏返して軽く焼きます。
5、まな板に出して、クルクルと手前から巻いたら完成です。
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沖縄は日本一の長寿県です。
長寿の秘訣は、沖縄料理のバランスの良さでしょう。
それ以外にも、沖縄料理は美容面でも効果的です。
沖縄料理を取り入れて、健康と美しさを手に入れたいですね。
沖縄の住民が肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gです。
これは、全国平均のおよそ1.3倍です。
中でも「豚肉」が多く食べられています。
沖縄の豚肉料理では、豚の全ての部位を使用します。
肉は、骨付きで使い、耳、しっぽ、足、血、内臓も料理に使います。
調理方にも特徴があります。
肉は、皮・骨付きでじっくり茹でます。
箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮・骨に含まれるコラーゲンは、ゼラチンに変わり体内に吸収しやすくなります。
コラーゲンは、皮膚・血管・骨を強化します。
豆腐も大切なたんぱく源です。
沖縄県の豆腐は水分が少なく硬めで、普通の豆腐より多い栄養素が含まれています。
沖縄住民の1人当たりの豆腐摂取量は1日約90g、こちらも全国平均のおよそ1.3倍です。
緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しています。
中でも「にんじん」が一番多いです。
また、沖縄は温暖気候なので、1年中薬草・野草を利用できます。
昆布の購入量は、全国平均のおよそ1.5倍です。
通常、昆布はだしの材料として使いますが、沖縄では昆布を煮物などに使用し、そして捨てずに食べます。
昆布と豚肉を組み合わせると、昆布から出たダシで豚肉がさらにおいしくなります。
しかも豚肉の脂で昆布が柔らかくなり、旨みが増すので一石二鳥ですね。
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