~ リストラ対策 ~ 人脈づくりの大切さ
不景気が続く世の中、そこらじゅうで派遣切りやリストラといった暗いニュースが流れています。
リストラ問題に巻き込まれないためには、日頃の人脈が大切なのかもしれません。
人脈というのは「リストラされそうだから急いで作ろう」と思ってもできるものではなく、普段からどんな仕事にも誠実に対応し、どんな場にも積極的に出て行くことから生まれます。
解雇されないための対策として慌てて作れるものではありません。
しかし人脈の広い社員は会社にとっても有益なため、不景気でリストラを余儀なくされた場合でもそのような社員は会社に残すでしょう。
同業者や取引先に限らず、学生時代の恩師などとも日頃から密接な関係を保っていると、いざという時にも協力してくれる可能性があります。
このような人脈づくりはビジネスには欠かせません。
もし仮にリストラにあったり転職を希望して今の会社を辞めた場合でも、何らかの力になってくれるかもしれません。
日頃から誠実さを認めてもらえるような仕事振りで、まじめに付き合っていれば、「紹介しても間違いない」と転職先の会社を紹介してくれることもあります。
若い人なら求人広告の年齢制限にも十分ひっかかりますが、中高年になってくるとそれも困難になってきます。
そんなキャリアのある中高年の再就職対策として挙げたいのが、この人脈なのです。
不況の世の中、勝ち残っていくには誠実な人が築き上げた人脈こそが最大の武器になるのかもしれません。
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普通なら円満なリストラなどあり得ないと思うのが一般的でしょう。
強靭な精神力を持ち、なおかつ経済的にも余裕がある人ならリストラの屈辱を原動力にしてよりステップアップした人生を送れることも不可能ではないかもしれません。
しかし現実には多くの場合、リストラということになればまるで従業員と会社の泥試合のようになってしまいます。
しかも相手は会社という百戦錬磨のプロで手ごわい存在・・・。
リストラという不運に見舞われた際の対策を考えてみましょう。
相談する機関や、労働組合などのよき参謀を持つことは不可欠ですが、第三者機関に相談する前に、まずは会社の就業規則に目を通しておきましょう。
また労働基準法の基礎的な知識だけでも頭に入れておけば、会社から仕掛けられるあの手この手の退職を促す攻撃に対しても役立ちます。
ことを荒立てたくないと思いつつも話し合いが決裂してしまうと、最悪、裁判で決着をつけなければいけないケースも出てきますが、そんな場合に重要なのは形のある「証拠」です。
普段から気付いたこと、気になることはメモする習慣をつけておきましょう。
関連会社への出向・部署の配置転換などを命じられたら、理由を書面で表してもらいます。
タイムカードや日報はコピーをとり保管しておきます。
会社とのやり取りは、携帯用テープレコーダーで録音しておきましょう。
隠し撮りに向いたタイプのレコーダーがお勧めです。
会社に紳士的な対応を期待してはいけません。
人生をかけて会社に尽くしてきた従業員に対し、ひどい仕打ちをしたという話はたくさんあります。
まさか自分が・・・と思わずに、いざというときに備えておけば後悔せずに済みますよ。
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