~ 沖縄料理 レシピ ~ 「豆腐よう」とは?
「豆腐よう」は、豆腐を泡盛・紅麹などを使用した漬け汁に長い期間漬け込み、発酵・熟成させた発酵食品のことです。
琉球王朝時代から、上流貴族に高級食材として珍重されていました。
豆腐ようは、ウニに似た風味と、チーズのような舌触りをしており、濃厚で上品な味わいです。中でも、那覇市の株式会社あさひが製造している「紅あさひの豆腐よう」は、良質の紅麹を使用しており、大豆の臭さもなく、風味豊かな味わいを楽しむことができます。
泡盛との相性がバツグンで、焼酎やビールのおつまみとしてもおすすめです。さらに、チーズのような風味なので、ワインと一緒に食べてもよく合います。また、豆腐ようを料理の具材として使用することもあります。
それでは、豆腐ようを使ったおすすめの料理「豆腐ようのパスタ」のレシピ(2、3人前)を紹介します。
1、豆腐よう90gは、汁気をよく切ってボウルに入れます。そこへ、すったピーナッツ30gと白煎り胡麻30gを加えて、よく混ぜ合わせたら、塩で味付けします。
2、にんじんは、皮をむき細切りにして、絹さやは筋とへたを取って、塩を入れた熱湯で、それぞれサッと湯通しします。島らっきょうは、葉と根元を取り除いて、細切りにします。
3、スパゲティ200gをたっぷりのお湯で茹でて、オリーブオイル少々を振っておきます。
4、フライパンを熱し、オリーブオイルを入れて、軽く野菜を炒めます。塩少々を振ったら、スパゲティを入れて炒め合わせます。1のソースを入れてよくからめ、塩・コショウ少々で味を調えます。お好みにより、豆腐ようの漬け汁をかけてください。
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沖縄は日本一の長寿県です。
長寿の秘訣は、沖縄料理のバランスの良さでしょう。
それ以外にも、沖縄料理は美容面でも効果的です。
沖縄料理を取り入れて、健康と美しさを手に入れたいですね。
沖縄の住民が肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gです。
これは、全国平均のおよそ1.3倍です。
中でも「豚肉」が多く食べられています。
沖縄の豚肉料理では、豚の全ての部位を使用します。
肉は、骨付きで使い、耳、しっぽ、足、血、内臓も料理に使います。
調理方にも特徴があります。
肉は、皮・骨付きでじっくり茹でます。
箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮・骨に含まれるコラーゲンは、ゼラチンに変わり体内に吸収しやすくなります。
コラーゲンは、皮膚・血管・骨を強化します。
豆腐も大切なたんぱく源です。
沖縄県の豆腐は水分が少なく硬めで、普通の豆腐より多い栄養素が含まれています。
沖縄住民の1人当たりの豆腐摂取量は1日約90g、こちらも全国平均のおよそ1.3倍です。
緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しています。
中でも「にんじん」が一番多いです。
また、沖縄は温暖気候なので、1年中薬草・野草を利用できます。
昆布の購入量は、全国平均のおよそ1.5倍です。
通常、昆布はだしの材料として使いますが、沖縄では昆布を煮物などに使用し、そして捨てずに食べます。
昆布と豚肉を組み合わせると、昆布から出たダシで豚肉がさらにおいしくなります。
しかも豚肉の脂で昆布が柔らかくなり、旨みが増すので一石二鳥ですね。
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