~ 沖縄料理 レシピ ~ 沖縄風お好み焼き「ヒラヤーチー」
「ヒラヤーチー」は、沖縄風のお好み焼き(チヂミ)です。
「ヒラ」は「平らな」、「ヤーチー」は「焼いた」という意味です。
一般的なお好み焼きと比べてかなり薄いので、食事というよりも、おやつ感覚で食べることが多いようです。また、沖縄では台風の時に、“非常食”として食べられていたそうです。
それでは、「ヒラヤーチー(平焼き)」(2人前)のレシピを紹介します。
1、小麦粉1カップをふるいにかけて細かくします。
2、卵1個をボウルに割り、泡立て器でかき混ぜたら、冷水1カップを加えてさらに混ぜます。
3、2にふるった小麦粉とツナ小1缶、ニラ1/3束、紅しょうが少々を加えて、よく混ぜ合わせます。
4、フライパンにサラダ油適量を熱して、生地をお玉1杯分すくって流し入れ、円を描くように平たく伸ばしていきます。
5、約2分間焼いたら、裏も同じように焼きます。火が通ったら、ゆっくりと滑らせるように、まな板の上に取り出します。
6、食べやすい大きさに切ったら、完成です。お好みにより、ウスターソースを付けて食べてください。
ツナにはDHAが含まれており、卵には良質なアミノ酸が含まれています。また、ニラの硫黄化合物には、優れた殺菌作用があるので、ヒラヤーチーは子供さんのおやつにはもってこいですね。
また、「ひらやーちーミックス」という、水と具を入れるだけで、簡単にヒラヤーチーを作ることができる便利なものが販売されています。このミックス粉を使えば、好みの具を入れて、手軽にオリジナルヒラヤーチーがおいしくできますよ。
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沖縄は日本一の長寿県です。
長寿の秘訣は、沖縄料理のバランスの良さでしょう。
それ以外にも、沖縄料理は美容面でも効果的です。
沖縄料理を取り入れて、健康と美しさを手に入れたいですね。
沖縄の住民が肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gです。
これは、全国平均のおよそ1.3倍です。
中でも「豚肉」が多く食べられています。
沖縄の豚肉料理では、豚の全ての部位を使用します。
肉は、骨付きで使い、耳、しっぽ、足、血、内臓も料理に使います。
調理方にも特徴があります。
肉は、皮・骨付きでじっくり茹でます。
箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮・骨に含まれるコラーゲンは、ゼラチンに変わり体内に吸収しやすくなります。
コラーゲンは、皮膚・血管・骨を強化します。
豆腐も大切なたんぱく源です。
沖縄県の豆腐は水分が少なく硬めで、普通の豆腐より多い栄養素が含まれています。
沖縄住民の1人当たりの豆腐摂取量は1日約90g、こちらも全国平均のおよそ1.3倍です。
緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しています。
中でも「にんじん」が一番多いです。
また、沖縄は温暖気候なので、1年中薬草・野草を利用できます。
昆布の購入量は、全国平均のおよそ1.5倍です。
通常、昆布はだしの材料として使いますが、沖縄では昆布を煮物などに使用し、そして捨てずに食べます。
昆布と豚肉を組み合わせると、昆布から出たダシで豚肉がさらにおいしくなります。
しかも豚肉の脂で昆布が柔らかくなり、旨みが増すので一石二鳥ですね。
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