~ 沖縄料理 レシピ ~ 沖縄土産「ちんすこう」
沖縄の有名なお土産品なら「ちんすこう」ですね。
その起源は15世紀頃の琉球王朝まで遡ります。
当時は「ちんるいこう」という中国風蒸しカステラのことで、現在のような焼き菓子になったのは明治時代に入ってからです。
王朝時代は、貴族しか手に入れることができないような高級なお菓子だったので、その名前も「金(高級な)すこう(お菓子)」または、「珍(珍重された)すこう(お菓子)」の2つの説に由来します。
現在では、ちんすこうは沖縄の代表的なお土産として、誰でも食べられるようになりましたが、今でも伝統菓子として伝えられています。そんなちんすこうは、家庭でも作ることができます。それでは、「ちんすこう(プレーン味)」(約10個分)のレシピを紹介します。
1、ラード50g(またはショートニング)は、室温に戻しておきます。薄力粉100gは振るっておきます。
2、ラードをボウルに入れて、ゴムベラでクリーム状になるまで練り、上白糖50gを加えて、均等に混ざり合うまで練ります。
3、振るった薄力粉を加えてよく混ぜ合わせ、まとまってきたら、しっかりと手でまとめます。
4、オーブンを予熱200℃に温めておきます。その間に、生地を3cmくらい球状に丸めて、手の平で暑さ約1.5cmにつぶしたら、オーブンシートを敷いた天板に並べていきます。
5、約200℃に温めたオーブンで、約20分焼き上げたら完成です。
ちんすこうの生地は、水分をあまり含んでいないため硬めで、成形しにくいかもしれません。成形前に、よく手で練り上げておくと、成形しやすくなります。
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沖縄は日本一の長寿県です。
長寿の秘訣は、沖縄料理のバランスの良さでしょう。
それ以外にも、沖縄料理は美容面でも効果的です。
沖縄料理を取り入れて、健康と美しさを手に入れたいですね。
沖縄の住民が肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gです。
これは、全国平均のおよそ1.3倍です。
中でも「豚肉」が多く食べられています。
沖縄の豚肉料理では、豚の全ての部位を使用します。
肉は、骨付きで使い、耳、しっぽ、足、血、内臓も料理に使います。
調理方にも特徴があります。
肉は、皮・骨付きでじっくり茹でます。
箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮・骨に含まれるコラーゲンは、ゼラチンに変わり体内に吸収しやすくなります。
コラーゲンは、皮膚・血管・骨を強化します。
豆腐も大切なたんぱく源です。
沖縄県の豆腐は水分が少なく硬めで、普通の豆腐より多い栄養素が含まれています。
沖縄住民の1人当たりの豆腐摂取量は1日約90g、こちらも全国平均のおよそ1.3倍です。
緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しています。
中でも「にんじん」が一番多いです。
また、沖縄は温暖気候なので、1年中薬草・野草を利用できます。
昆布の購入量は、全国平均のおよそ1.5倍です。
通常、昆布はだしの材料として使いますが、沖縄では昆布を煮物などに使用し、そして捨てずに食べます。
昆布と豚肉を組み合わせると、昆布から出たダシで豚肉がさらにおいしくなります。
しかも豚肉の脂で昆布が柔らかくなり、旨みが増すので一石二鳥ですね。
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