~ 沖縄料理 レシピ ~ 3時のおやつに天ぷら
沖縄では、おやつとして「天ぷら」を食べます。
驚きましたか?
スーパーや小さなお店など、ファーストフード感覚で、手軽に買うことができます。
どこでも品揃えはだいたい同じで、いか、紅芋、白身魚、うずらの卵、いんげん、かきあげなどが主流で、ほとんどのお店で、1本50円くらいから買えます。ゴーヤー、もずく、アーサー(海藻)などの沖縄ならではの天ぷらもおすすめです。
一般的な天ぷらと沖縄の天ぷらの大きな違いは、「衣」にあります。衣は、小麦粉、膨らし粉、卵、水、塩を、さっくりと混ぜて、少し固めになるようにします。厚めの衣で、とってもボリュームがあります。衣に塩味がしっかりと付いているので、何も付けずにそのまま食べてもおいしいのですが、沖縄の人は、天ぷらにソースを付けて食べるそうです。
それでは、「沖縄風天ぷら3品盛」(4人前)のレシピを紹介します。
下ごしらえとして、エビ6尾は、皮をむいて、きれいに背ワタを取り除き、水で洗っておきます。キングフィーレ(白身魚)6本とイカ6本は、水で軽く洗ってください。
1、エビ、イカ、キングフィーレは水気を拭き取って、にんにく一片をまぶし、塩・コショウ少々を振りかけて、味をよく馴染ませます。
2、小麦粉100gの中に卵2個を割り入れて、冷水を少しずつ加えて溶きます。
3、具材に薄く小麦粉を付けてコーティングしたら、2の生地にくぐらせて、たっぷりの油で揚げます。きれいなキツネ色になったら、器に盛り付けて出来上がりです。
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沖縄は日本一の長寿県です。
長寿の秘訣は、沖縄料理のバランスの良さでしょう。
それ以外にも、沖縄料理は美容面でも効果的です。
沖縄料理を取り入れて、健康と美しさを手に入れたいですね。
沖縄の住民が肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gです。
これは、全国平均のおよそ1.3倍です。
中でも「豚肉」が多く食べられています。
沖縄の豚肉料理では、豚の全ての部位を使用します。
肉は、骨付きで使い、耳、しっぽ、足、血、内臓も料理に使います。
調理方にも特徴があります。
肉は、皮・骨付きでじっくり茹でます。
箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮・骨に含まれるコラーゲンは、ゼラチンに変わり体内に吸収しやすくなります。
コラーゲンは、皮膚・血管・骨を強化します。
豆腐も大切なたんぱく源です。
沖縄県の豆腐は水分が少なく硬めで、普通の豆腐より多い栄養素が含まれています。
沖縄住民の1人当たりの豆腐摂取量は1日約90g、こちらも全国平均のおよそ1.3倍です。
緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しています。
中でも「にんじん」が一番多いです。
また、沖縄は温暖気候なので、1年中薬草・野草を利用できます。
昆布の購入量は、全国平均のおよそ1.5倍です。
通常、昆布はだしの材料として使いますが、沖縄では昆布を煮物などに使用し、そして捨てずに食べます。
昆布と豚肉を組み合わせると、昆布から出たダシで豚肉がさらにおいしくなります。
しかも豚肉の脂で昆布が柔らかくなり、旨みが増すので一石二鳥ですね。
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