~ 沖縄料理 レシピ ~ 「海ぶどう」とは?
「海ぶどう」は、沖縄の代表的な食材ですが皆さん、ごぞんじですか?
海ぶどうは、沖縄の海で育つ海藻の1種です。
球状になった葉が、果物のぶどうの房に似た形になっていることから、「海ぶどう」と名付けられたそうです。「グリーンキャビア」と呼ばれることもあり、プチプチとしたキャビアのような触感が特徴です。海ぶどうは、熱帯・亜熱帯地方でしか生息していないので、沖縄県以外では、とても貴重な食材とされています。
そんな海ぶどうのおすすめの食べ方は、「海ぶどうサラダ」です。たっぷりの野菜と、ミネラル豊富な海藻類と、植物繊維を豊富に含む海ぶどうを盛り付けたサラダは、健康と美容にはもってこいの一品です。和風ドレッシングやマヨネーズなどをかけて食べてください。
また、海ぶどうは、海水のほど良い塩味がするので、わさび醤油や三杯酢などの合わせ酢に付けて、そのまま食べるのもおすすめです。プチプチっという食感と磯の香りが、口の中いっぱいにふわっと広がります。
「海ぶどうの海鮮丼」も、沖縄で大変人気のあるメニューとなっています。それでは、海鮮丼(2人前)のレシピを紹介します。
1、海ぶどう適量を、水で軽く洗います。
2、とろろ芋約100gは、きめ細かくなるようにすり鉢ですりおろします。だし汁1/2カップと刺身しょうゆ(またはしょうゆ)小さじ2を入れて混ぜます。
3、刺身(マグロ、かつおなど)を適当な大きさに切ります。
4、どんぶりにご飯を盛って、海ぶどうと刺身を盛り付けて、最後に上からとろろをかければ、できあがりです。
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沖縄は日本一の長寿県です。
長寿の秘訣は、沖縄料理のバランスの良さでしょう。
それ以外にも、沖縄料理は美容面でも効果的です。
沖縄料理を取り入れて、健康と美しさを手に入れたいですね。
沖縄の住民が肉を1日に摂取する量は、1人当たり平均約90~100gです。
これは、全国平均のおよそ1.3倍です。
中でも「豚肉」が多く食べられています。
沖縄の豚肉料理では、豚の全ての部位を使用します。
肉は、骨付きで使い、耳、しっぽ、足、血、内臓も料理に使います。
調理方にも特徴があります。
肉は、皮・骨付きでじっくり茹でます。
箸で簡単にちぎれる程度まで茹でると、皮・骨に含まれるコラーゲンは、ゼラチンに変わり体内に吸収しやすくなります。
コラーゲンは、皮膚・血管・骨を強化します。
豆腐も大切なたんぱく源です。
沖縄県の豆腐は水分が少なく硬めで、普通の豆腐より多い栄養素が含まれています。
沖縄住民の1人当たりの豆腐摂取量は1日約90g、こちらも全国平均のおよそ1.3倍です。
緑黄色野菜も、全国平均のおよそ1.3倍摂取しています。
中でも「にんじん」が一番多いです。
また、沖縄は温暖気候なので、1年中薬草・野草を利用できます。
昆布の購入量は、全国平均のおよそ1.5倍です。
通常、昆布はだしの材料として使いますが、沖縄では昆布を煮物などに使用し、そして捨てずに食べます。
昆布と豚肉を組み合わせると、昆布から出たダシで豚肉がさらにおいしくなります。
しかも豚肉の脂で昆布が柔らかくなり、旨みが増すので一石二鳥ですね。
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